平和というのは 切明千枝子さんの言葉
先日訪れた広島で
被爆体験伝承講話(定時開催)に参加した。
その日のお話は、高校一年生の時に被曝された切明千枝子さんのお話。
その中で紹介されていた切明さんの書かれた「平和というのは」が心に残っている。
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平和というのは
すわっていれば やってくる
ものではありません
たぐりよせて 握みとり
しっかりと 声を合わせて
守らないと どこかへ
逃げてしまいます
2021.03.22 切明 千枝子
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伝承講和の後、高校生への講演を終えられた切明さんにたまたまお目にかかれた。
伝承講和を聴きました、と伝えると
聞いてくださったんですね。
ありがとうございます。
私も頑張って伝えていきますと
92歳の小さな身体から発せられた言葉は、
とっても力強いものでした。
平和は、たぐり寄せ、つかみ、みんなで守らないと逃げていってしまう
G7で訪れた方々に、切明さんの思いは伝わったのでしょうか。
未来が平和であるためには、今生きている人が平和を守らないといけないですね。
◼️切明さんのお話
80歳を過ぎて語り始めた被爆体験――福島へ手渡したい思いとは
https://d4p.world/news/19350/
亡くなった子・今生きている子のために…語り始めた80代、90代の被爆者たち
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20220831-OYT8T50004/
◼️切明さんのお話動画 今日のニュース
https://m.youtube.com/watch?v=HSPUdKe-SxY
切明千枝子【広島平和記念資料館_被爆者証言ビデオ_VS00930】
https://m.youtube.com/watch?v=W6u4hT9qRec
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