■安渡小学校にて炊き出し&絵本の整理
沿岸部の主要道路から、安渡小学校へ。
道路の瓦礫撤去作業は、ほぼ済んでいるがバスは、
小学校まで上がることはできない。
津波で被害を受けた住宅街の中でバスから降りる。
潮のにおいと腐った魚のようなにおいがたちこめ、
瓦礫を撤去している、ほこりがまう。
バスの向こうでは、私がたちが乗ってきたバスで、
温泉ツアーに行く被災者人たちが待っている。
みな笑顔。
今日温泉ツアーに出かけるのは、これまで避難所の炊き出しを
担ってくれていた人たち。
炊き出しメンバーが温泉に入っている間に、
私たち「ゆいっこ」のメンバーが、昼食と夜ご飯を作る作戦!
大槌町避難所のひとつ安渡小学校
今日のメニューは、牛丼と豚汁。
被災者の皆さまからのリクエスト「牛肉」をファザーリング・ジャパンの
パパエイド基金から購入。
私たちも、小学校の調理室に入って、ネギ、白菜、キノコなどの食材を準備しました。
そして、調理場が一段落したところで、
今回のもう一つの目的、避難所に絵本を!を開始。
テント内に段ボールの中にしまわれていた絵本や本、文房具、おもちゃを整理。
その間に、一緒に行った安藤パパ、安藤パパ、横井パパが、
子どもたちに絵本を読む。
整理をしながら、ふと絵本を読んでもらっている子どもたちの後ろに、
少し疲れたママの姿。
私は、掃除の手を止め、ママのそばに行き、肩をもんだ。
この後パパたちと、教室わきに積まれた段ボールに入って置き去りにされていた
絵本や本を整理。
その教室が保育園になるとのことだったので、
0歳児から未就学児用の本を多めに、手に取りやすいようにした。
整理前の山 FJメンバーと一緒に作った本棚
そして、その間にゆいっこのみんなが完成させてくれた牛丼。
たくさん作ったので、ほんの少し私たちもいただきました。
とってもおいしかったです!!
花巻で前日から下準備をして下さったゆいっこボランティアメンバーの方、
ありがとうございました!!
そして、この後、ファザーリング・ジャパンのパパたちは、
避難所を後にし、帰路についたのですが、私はゆいっこのメンバーと残り、
花巻に戻る予定にしていたのですが、いろいろとあって、
避難所に残ることになりました。
- 関連記事
-
- ■現地に行って見えてきたこと その2
- ■現地に行って見えてきたこと その1
- ■安渡小学校にて炊き出し&絵本の整理
- ■釜石から大槌町へ
- ■岩手県・大槌町へ 羽田から釜石へ