大切にしたいこと。ぼうだあきこのブログ

産後ママの応援団長&孫育て・ニッポンの代表が「食う、寝る、遊ぶ、ととえる」をテーマにした日記

前に書いていた子育てコラムをブログに 連載1

 NPO法人 孫育て・ニッポンを立ち上げてから、
子育てのことについて、書いたり、話したりする機会が
少なくなってしまいました。
すっかり忘れていましたが、
寄稿している原稿をブログに掲載してもいいよ!
と、お返事をいただいていたので、ぼちぼちアップします。
初回の原稿は2011年4月9日に書いたもの。今からちょうど4年前。
東日本大震災から約1カ月後。

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連載1 子育ての“め”と“ね”
大人の欲求と子どもの欲求


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はじめまして。連載を書かせていただくことになりました棒田明子です。
どうぞ、よろしくお願いします。

私には、二人の子どもがいます。一人はこの春高校生に、もう一人は小学校6年生
になりました。子どもが生まれたときには、10年もすれば子育てはずいぶんと楽
になるだろうと思っておりましたが、そんなに楽はさせてくれません。でも、や
っぱり高校生にもなると、親の役割もずいぶんと変わってきますね。

私の本業は企画会社のプランナー、育児サイト「ユウchan」「孫育て上手」の編
集長。ただ最近は、絵本やおもちゃの選び方や子育て・孫育てのアドバイザーと
して、全国各地で講演の場をいただき、この春からはNPO法人孫育て・ニッポンの
代表も務めることになりました。よく周りの人から、「本当にいろんなことやっ
ているわね~」とあきれられることがあります。でも、実はすべて「楽しく、ハ
ッピーになること」という太い「根っこ」でつながっているから、私はとっても
楽しんでいます。
実は、この「根っこ」は、私が子育てで一番大切にしていること。もちろん日常
のお世話も親の役割として重要かつ多くの時間が割かれますが、子どもたちが自
分の「根っこ」を自分ではやせるようにと思って子育てをしています。

でも、「根っこ」って、いつどんな時に、どんな風に育っていくのか正直わかりません。
「根っこ」を太く、しっかりはらせるためには、親は何をしてあげたらいいのか、
それも試行錯誤中なのでわかりません。
ただ、15年以上子育てをしてきて、最近やっとわかってきたことは、「親の欲求」を
押しつけすぎると、あまり根が育たないということ。


赤ちゃんは、お母さんのおなかの中で命を授かったその時から「自分の欲求」を
持ち、お母さんのおなかの中から出てきて、自分の欲求を満たすために、表情や
言葉で伝える技術を自分で学び取っていく。生後6カ月くらいまでは、まさに親は
「子どもの欲求」に誠心誠意応えようとするのですが、その後子どもの成長ととも
に「親の欲求」を押しつけてしまうことが増えてくる。

私が子育てをしていてうまくいかないと感じるときは、「親の欲求」と「子ども
の欲求」とのミスマッチか、「親の欲求」が「子どもの欲求」を上回ってしまっ
ているとき。そして、そのときの私は、だいたい冷静さを欠き、子どもの心、態
度を「見ること」ができなくなってしまっています。

私は、子育てはトライ&エラーの繰り返しだと思っています。「子どもの欲求」
に100%応えられる親はいないと思います。でも、大切なのは、「私は、あなたの
欲求が何かをちゃんと見て、考えて、応える努力をします!」という意思表示を
すること。そして、とくにエラーした時に、冷静に考え、次の手を考えること。
エラーで終わらないようにすることだと思います。


今回の連載のタイトル「子育ての“め”と“ね”」は、“め”には、「目」と
「芽」、“ね”には、「根」と「値(価値)」の意味を込めております。子ども
をよく目で見て、芽を伸ばす。どんな根を張らせるのか、その根は本人に意味の
ある、価値のある値なのか。どんな芽が出てどんな根をはるのか。
親が夢をまず描きましょう。親が大きな夢を描けないと、子どもたちも大きな夢
を描けないから。

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今、原稿を今読んで。

東日本大震災から1カ月後。

自分に何ができるのか
これから子どもをどう育てたらいいのか

迷っていました。

「親が夢をまず描きましょう。親が大きな夢を描けないと、子どもたちも大きな夢
を描けないから。」
こんなことを書いていたんですね。


夢や希望を持っても、どうせムリ。


地元横浜でも感じていた子どもたちの喪失感。


どうしたらいいのか…
たどりついたのが、大人が楽しむ、夢を追う姿を見せる。



4年たった今、
できているのか、できていないのか……

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国は復興財源の一部を被災地の自治体が負担するよう求めています。
震災前の状態にはまだまだ戻っていないのに…。
(写真は2011年4月9日撮影)

Posted by ぼうだ あきこ on  | 0 comments  0 trackback
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